『わたしとわたし』
五味太郎/著
福音館書店 1200円(税別)
朝、「いただきまーす!」とご飯を食べているとき、朝ご飯は、おいしいと思う私と、
本当はお菓子が食べたいと思うもう一人の私がいます。おかあさんに、「ゴミ出してきてね。」と言われたときもお手伝いは大切だなと思う私とめんどくさいと思うもう一人の私がいます。あらゆることを考えるともう一人の私がもう一つ別の反対意見を考えているときがあります。将来になりたいなと思うことも無理だと思うもう一人の自分がいたり、大きくなったねと言われ、はいと答える私と大きくなるのは当たり前、小さくなったら困ると思う自分がいます。そんな時、誰かに何かをされた時、むかつく自分とどうしてこんなことをするんだろうと考えてみる自分もいます。そこで相手の思う気持ちに気づきます。友達と公園で遊ぶことになった時も、一人一人に違う思いがあることに気づいた自分をほめることができる本です。自分の気持ちに気づくこと、そして相手の気持ちを思いやることが大切なことだと気づかせてくれる本です。この本は、2018年に発行された「かがくのとも」がハードカバー化されました。(太田和)

コメントをお書きください