読書のアニマシオン研究会

次回の例会のご案内

2021年月13日(土)14:00~16:30

 会場:文京区男女平等センター研修室A

ショートアニマシオン:オノマトペでアニマシオン(藤條学)

ワークショップ:リンドグレーンでアニマシオン

 「名探偵カッレ君を追え!」(岩辺泰吏) 

定員30名完全予約制です。申し込みはこちら↓

 hidehikok@yahoo.co.jp

Twitter https://twitter.com/animationclub1

今こそ読もう、この1冊!!34

『ぼくの犬スーザン』

ニコラ・デイビス/文  千葉茂樹/訳  

垂石眞子/絵 あすなろ書房 

2020年10月30日初版発行

 いつも通りでないことが苦手なジェイク。部屋のおもちゃの置き場もトーストを五つに切ることも、できれば同じであってほしい。そろそろクリスマス。お母さんがツリーの準備を始めた。家族が気をつかってくれているのはわかっているけれど、チカチカ光る電球にはちょっと我慢がむずかしい。そうだ、今年はクリスマスに好きかってなことはさせないぞ!そう思ったジェイクはちょっとした作戦を思いついたのだがみんなを怒らせてしまう。学校は最高。いつだって同じだから。でも、クリスマスショーの準備に入った学校は何か違ってきた。出し物のために一人ずつ選ぶことになった動物をめぐっても、み

んなが言うことはジェイクにとっては理不尽なことばかり。大きな声で叫んでしまい教室から出された。こんなことになるのもクリスマスのせいだ!そんな時にであったのがやっぱりクリスマスの飾りがきらいな犬。連れて帰りスーザンと名付けたこの犬との生活がジェイクを変えていく。

 まわりの変化や人とのかかわりが苦手なジェイクですが、それはまずいと思う気持ちとどうしようもなくなる気持ちとがとてもていねいにあたたかく描かれていて、周りの人の温かさはこの作者の温かさではないかと感じた一冊です。(大谷清美)

0 コメント

アニマシオンとは何か

2 コメント