読書のアニマシオン研究会

次回の2月例会のご案内

2020年月8日(土)13:00~16:30 

ショートアニマシオン:滝脇さん 泉さん「あそびうた・てあそび」

メインアニマシオン :栗原さん 千田さん「外国の昔話でアニマシオン」

明治学院大学白金キャンパス3号館3203教室 

※いつもと教室がちがいます!

参加費:500円(どなたでも参加できます)

Twitter https://twitter.com/animationclub1

1月ブックトークカフェ トークイベント

118日(土)神保町のブックハウスカフェにて「アニマシオンで道徳」のトークイベントがありました。ブックハウスという子どもの本専門店で、私たちが昨年出版した『アニマシオンで道徳』のイベントができることは何より嬉しいことでした。みぞれが降るとても寒い日でしたが、会場はあふれんばかりの満杯。65名もの方が参加してくれました。まず、代表の笠井から『アニマシオンで道徳』1章の教室での道徳の実践を話しました。9本の収録されたうち6本の実践を紹介しました。・石井広昭さんが『てん』を使い、どのように議論を作りだし、子どもの絵の展覧会に持っていったか。・藤條学さんの「仲間はずれファン」は、軽い仲間はずれを作り出すゲームを通して子どもたちうたがうことの大切さを説いている。・また、『質問絵本』では他人の答えを予想することで、人によって考え方がちがうことを気づかせている。・『サプール』を扱った宮崎大策さんは、「なぜ貧しいのに洋服にお金をかけるのか?」という質問で議論をつくりだしている。・『希望の牧場』を題材とした笹島朋美さんは、立ち入り禁止地区で牛を飼い続けるという重い実話を子どもにぶつけることで、議論をつくりだしている。そして、笠井が昨年中学3年生で取り組んだ「アイデンティティのオークション」について説明しました。中学生に使った実物を示し、簡単にオークションをやった後、写真を使い、中学生がどんな反応をしたのか、中学生がどんな思いを考えをもっているかを話しました。楽しい中にも中学生の夢や苦悩が素直に表れているという話です。

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1月例会「ドキュメンタリーのアニマシオン」

2020年初めての月例会を開きました。

ショートアニマシオンは平島和子さんの「教えて、広辞苑さん!」。メインのアニマシオンは石井広昭さんによる「ドキュメンタリーのアニマシオン」でした。

広辞苑は面白い!!

平島さんの広辞苑のアニマシオンは、まず広辞苑を使ってのクイズです。3人組のグループで答えていきます。「広辞苑のスタートは〈あ〉、では最後の言葉は?」「広辞苑でページ数が一番少ないのは〈る〉、では一番多いのは?」グループの話し合いで「んんん」や「んとす」「んぼう」などが出されました。次は「今年はねずみ年だが、ねずみの敵は猫。では広辞苑ではねずみと猫のどちらの方が説明の行数が多い?」さらに「〈ジブニ〉とは何?」。これををグループで考えていきます。これらのクイズや質問で広辞苑を楽しむことができました。辞書や辞典で楽しむという発想はなかなか持てません。辞書、辞典をまた違った視点で捉えることができる楽しいアニマシオンでした。あっという間の30分で、アニメーターからは「来年度はメインで挑戦してみたい」という発言もありました。

「どうくつ探検」を知るアニマシオン

石井さんのアニマシオンは昨年小学校5年生でやったものです。学級文庫にいろいろな本を置いている石井さんですが、物語に比べノンフィクションの本が読まれないことを何とかしたいと思っていたとか。そこでやったのが『オレはどうくつ探検隊』(吉田勝次著・ポプラ社)を使ってのアニマシオンでした。4人組で進めました。テキストを読み聞かせしながら、途中で発問し、グループで考えていくというものです。

・吉田さんの似顔絵を見せて何の職業かを考える。

・「どうくつ探検」と聞いて何を思い浮かべるかを個人個人で紙に書く。

・書いた紙をグループで見せ合って討論する。

・『オレはどうくつ探検隊』の読み聞かせ。とことどころで中断し、クイズを出していく。

・読み聞かせが終わった後、どうくつ探検についてのイメージを個々人で紙に書く。

・書いた紙をグループで見せ合って討論。

ここで本の内容を知ることにより探検へのイメージがかなり変わったことに気がつきます。また探検についての知識が深まります。

・まとめとして、本の「あとがき」を使います。

「どうくつ探検でもっとも大切なものは(     )こと。」

「どうくつ探検だけが探検ではない。オレたちの日常は(     )にあふれている。」

この(    )に何が入るかグループで考える。答えは(生きて帰る)と(未知のもの)です。

アニマシオン後の討論では、ノンフィクションへの誘いと言う点ではとてもいいアニマシオンだ。

映像から入ることもできるが、映像から入るとインパクトが強すぎて難しい。その意味で本を取り上げたのはよかった。ドキュメンタリーやノンフィクションも編集されたものであるということを考えさせることも重要だ。などの意見が出されました。どうくつ探検という仕事について楽しく知ることができ、新しい発見がありました。また1冊の本を有効的に使う楽しいアニマシオンでした。(文責:笠井英彦)

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