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11月例会報告「スパイスでアニマシオン」

1123日、9月に延期になったリモート例会を開きました。藤條さんによる「スパイスのアニマシオン」でした。遠方青森や沖縄からも参加してくれました。これはリモートの良さです。

 6年生の社会科の授業でやっているアニマシオンで、2部構成となっています。

 第1部は「スパイスって何?」

 ブレイクアウトルームで4グループに分かれ「知っているスパイスを書いてみよう」「スパイスは何からできているか」「スパイスは、植物のどの部分からできているか」等を話し合い、全体で発表しました。アニメーターからはスパイスが64種類以上あることが示されました。スパイスのいかに種類が多いかががわかりました。その次が面白い。アニメーターが上野地下街のスパイス専門店で取材した動画が流れました。これはまるでテレビを観ているようで圧巻でした。この動画の中に世界の4大スパイスや一番高価なスパイスの答えが出てきました。

 第2部は「戦国時代」と「大航海時代」

 題材は教科書にある「南蛮屏風」です。「南蛮屏風」から世界を見てみようということで、「発見したこと」「想像したこと」「わからないこと」をグループで話し合う。次に「船長を探そう」「何しに来たんだろう」と続き、貿易の本当の目的がスパイスを積んで帰ることがはっきりします。そして「何でヨーロッパではスパイスを命を賭けてもほしかったのか」をグループで考えました。ここで第1部でやったこととが見事に結びつきます。教科書の「南蛮屏風」からいろいろなことを想像し、スパイスと結びつけて考えることができました。

 

 スパイスを学び、それを教科書の南蛮貿易と結びつける。それをクイズや画像、動画で考える。「楽しむ 推理する 協同する」アニマシオンだったと思います。詳細は機関紙「ファンタジスタ」で報告します。(記録:笠井)