場所:板橋区立中台小学校4年1組
ショート「軍隊のない国コスタリカ🇨🇷(大谷)」
アニマシオン:音と耳の不思議Plus+(大石)
参加費:一般1000円 会員:500円 学生無料
お問い合わせ先 hidehikok@yahoo.co.jp 笠井
テーマ「音と耳の不思議 Plus+」
内容「聞こえる、聞こえないってどんなことか、読話や手話の体験もしながら考え ます。」
持ち物「参加者はマスク(素材は何でも可)を用意してください。
『読めばわかるは当たり前?読解力の認知心理学』
犬塚美輪/著 ちくまプリマー新書
読解力が教育界で話題となりますが、そもそも読解とは何でしょうか。本書は認知心理学を専門とする著者が読解のプロセスを詳しく解明した本です。
著者は読解には3つの目的地があると言います。第一の目的地はカレーライスと聞けば頭の中にカレーライスのイメージが浮かぶ「表層構築」。第2の目的地は「感動した」「泣けた」と思える「心を動かす読解」。そして第三の目的地が「本当かどうかをよく考える」という「批判的読解」です。この3つの読解にたどり着くためにどうすればいいかをとてもわかりやすく説いています。読んで理解することの複雑さがわかります。「自分は読むのが苦手」と思っている方にお薦めの本です。人間の頭の働きの面白さも
わかります。(笠井)
『もしも明日、ぼくの足がなくなったら』
舟崎泉美/著 Gakken1400円(税別)
義足や車いすユーザー5人へのインタビューをまとめたノンフィクションです。切断の理由や義肢装具も現実をどう受け入れどのように生活しているのかも五人それぞれ違いますが、共通しているのは「足を失っても人生は失っていない」と、やりたいことを追い求め楽しみながら努力していることです。
義足の種類や仕組みがイラストでも説明してあります。常にメンテナンスや作り替えが必要で、わずかな段差や濡れた床が恐怖になることなど気づかされることが多く、社会課題も見えてきます。
もしも明日あなたの足がなくなったらと問われている気がします。まずは知ることが第
一歩。明るくたくましく生きる勇気と希望、そして優しさを与えてくれる一冊です。(平島)